楽器の生まれ故郷、憧れのヨーロッパ製バイオリン

ドイツ、オーストリアと隣接するチェコ共和国。かの有名な作曲家ドヴォルザークの出身地であり、豊かな歴史と音楽環境が育まれています。
Strunal工房は、チェコで古くから 弦楽器を製作している老舗です。欧州産の上質木材を使用し、非常に質の高いバイオリン、ビオラ、チェロをヨーロッパ、そして世界各国へ向けて販売しています。

Strunal工房の歴史
まだチェコスロバキアが「ボヘミア王国」という名で呼ばれていたような古い時代から、Strunal工房の歴史は始まります。
16世紀前半、Luby地域(現在のSchonbach)でマイスターたちが弦楽器の製作を開始し、1677年には、同地区で弦楽器製作者達の所属する団体が設立されました。ドイツに近い地域であったため、Lubyに集った職人達は豊かな技術を存分に発展させ、多くの素晴らしい弦楽器を製作し、世に送り出しました。

時は過ぎ、1922年には「Cremona」という名称で弦楽器工房が設立されましたが、1950年の共産政治化に伴い、Luby地区に存在する全ての楽器業者が、ひとまとめに国営化されました。
そして1992年、共産政治が終結し、民主化されたのをきっかけに「Strunal s.r.o.=Strunal String instruments Luby」という名称で工房が設立。それが現在の「Strunal CZ, Inc.(Strunal工房)」に至ります。

また、Luby地域は現在も弦楽器製造の町として知られ、民営となった旧国営会社と後発の民営会社の他、複数の個人工房が活動している他、ヨーロッパにも4つしかない弦楽器作り専門の学校があり、世界中から楽器職人を目指す若者が集うなど、弦楽器製作において歴史ある、活発な町とも言われています。

Strunal 工房の楽器は・・・
明るい色合いのニスワーク、欧州材らしい繊細な杢がとても魅力的。
音色は艶やかで美しく、全弦バランス良く音がつながるバイオリンです。
外観・音・操作性ともに自信をもってお勧めできる逸品。