Last Updated on 10月 27, 2022 by trinity
AAA弓職人さんの見立て。ちょうど1年ほど前に入手したヴァイオリン弓のサルトリー・モデルとヴィオラ弓の
ペカット・モデルですが、ついつい1年、毛を張りっぱなしになってしまい、先日、ようやく工房に張り替えに持って
いきました。 行きつけの師匠、ぱっと見るなり「サルトリー・モデル」とひと言。ヴィオラ弓のほうは「ペカットか、
トルテ?」。 そんなに簡単にわかるものなのかと、後でネットで弓の形状をあれこれ見てみて、ヘッドの曲線の特徴で
見分けることが ようやくわかってきました。 特にペカットは「これはホントにいい素材だねえ」と。腰が強いから
ヴィオラ弓なのに細くできるんだと。確かにAA弓と比べて、 持った時に太さが違うのがわかるのです。いつも値段の
話になってしまい恐縮ですが、だいたいこれくらいのものが、 中国で制作されて、各国の刻印を押され、××円くらいで
(KMJさんの「希望小売価格」かそれ以上)出回っているんじゃないかと 工房の師匠は言っていました。
(T.K様)